北海道伊達市の京料理レストラン「ひろや」

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「素材にこだわって、京都から特殊なものを取り入れたり。私の自己満足みたいで商売抜きにしてやってきました」
食と器へのこだわり
昭和33年に、「ミルクボール」という名前で伊達で洋食中心で開店したのが始まりなんです。
こっちに来てからの事ですけれど、私の叔母が昔フランス大使館に勤めていまして、そこでフランス料理の基礎を勉強している人で、私が高校卒業してからその叔母から習っていたんです。

それまでは普通の「洋食屋」として営業していたのが、今後フランス料理のほうに手を出すようになっちゃって(笑)。素材や食器にもこだわるようになってしまってね。食器のほとんどは大倉陶園のものです。

・どうして高級なものを使っているのですか?
お客様をもてなすという意味でも食は器という考えが昔からございましたので、器によってはお料理も変わってくると考えているんです。
レストラン「ひろや」への想い
フランス料理のコースなんかをやりますとせいぜい30人くらいしか入らなかったんですけどね、早くからご予約をいただいてすごく忙しかったんですよね。 5年目に私が病気になりまして、半年ぐらい入院して、それで私が退院してからこれでは、また洋食でやるのはだめだといって、今度和食に手を出したんですね。

伊達にしてこのお店は敷居が高いというかそういうようなイメージがあるんですよ。むしろよそから来てこの値段で食べれるということで非常にメリットがあるっていうのが外部から来るお客様には大変人気なんですね。それがお客さんに広がって徐々に来てくださっていますね。お茶の先生たちも気分を変えなきゃねと言って来てくださってます。

器にこだわったり、お店のレイアウトにこだわったりするのは、儲けたいという事ではなく、こういう場で私とお客様の出会いを作りたいと、ただ一心でやってきました。 主人はこの間亡くなりましたが、おっとりしていて私が何をしようと黙って私にやらせてくれました。手間隙と原価をかけていること素材に凝っていること京都から特殊なものを取り入れてやっているので、私の自己満足みたいで商売抜きにしてこの値段でやってきました。

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